2012年2月20日月曜日

手作り味噌教室

2月18日(土)に、記念すべき「エコタマンスリー企画第1弾!」

「手作り味噌教室」を開催致しました。






















前日には、雪も降り、当日の朝には、
自宅の外水栓にもツララが出来るほど冷え込みました。

まさに”寒仕込み”の日になりました。




































今回、定員を超える13名の参加者の方が集まっていただきました。
”定員”10名でしたが、わざわざ多摩市より車でいらっしゃって下さったり、
赤ちゃん連れの方もいらっしゃって下さいました。


今回の「手作り味噌造り教室」の講師の”山口”さんです。
当エコタとは、以前からお付き合いのある方で、
手作り味噌は何十年も作られてたそうです。

普段は、地域活動に参加がてら、自ら畑をお借りになって
ご主人と共に、堆肥も作りながら野菜を作り
”エコ”な生活を当たり前に送っている方です。


















開始時間は、10時より。準備万端!

















そうこうしているうちに、”生徒”さん達が、ぞくぞくといらっしゃいました。

















それでは、今回の「手作り味噌」の材料をお知らせします。

まずは、「大豆」が1kg。次に、「麹(米)」(今回は、”乾燥麹”を使用)が同じく1kg。

塩が、400~500g

たったのこれだけです。

















添加物一切なしの”安心”で”安全”の食品ですね。

この分量で、約4kgの味噌ができます。

ご家庭で作り、食べきるには、十分な量だと思います。




作り方ですが、

①豆を水につける。

大豆を水洗いして、約4倍の水に浸して一晩置く。

今回は、冬場なので確実にやわらかくする為、二晩浸けました。

水に浸けた大豆は、2~3倍程度になります(ご注意を!)ので、

大きめの容器で浸けて下さい。

1kgの大豆が2.2kgぐらいになります。





②豆を煮る

ざるで上げた豆を、圧力なべに入れて、

最初は、”強火”で沸騰するまで、約20分煮ます。

煮立ったら、弱火にして、約25分。

やわらかくなるまで煮ます。

















③麹の塩切り

大豆が煮えるまで、時間がありますので、

みなさんには、その間に、「麹の塩切り」をやっていただきます。

麹をよくほぐして、塩と混ぜ合わせます。

この時、塩は、1割ほど残します。

最後の仕上げの時に使用しますので、

使い切らないように注意して下さい!




麹を袋から出します。

















塩も分量を量ります。




よ~くほぐして下さい

















最年少の生徒さんです。(笑)


















完璧にほぐれました。

















あっという間に、麹と塩が混ざりました。


まだ、時間がありますので、

先に、山口講師の”コレクション”?の味噌を試食する事にしました。


















試食用に「きゅうり」と「大根」を用意しました。


















試食に用意した”味噌”は、「1か月前に仕込んだ物」

「4か月前に仕込んだ物」「2010年5月に仕込んだ物」

「2008年4月に仕込んだ物」この4種類は、”米麹”です。

「2007年4月に仕込んだ物(麦麹使用)」の1種。

合計5種類を試食いただきました。

















黒っぽく見える味噌は、「2008年物です。」

見た目、味はもちろん、臭い、食感が全然違います。


④大豆をつぶす

豆が、煮えましたので、圧力が下がったのを確認して、

鍋から取り出しざるにあげます。

この時に出る”煮汁”は捨てずに取っておきます。

試験には出ませんが、ここ重要です。(笑)

大豆は、”熱いうち”に「すり鉢(あたり鉢)」や「フードプロセッサー」

などで、潰します。

”滑らか”に潰す事が大事です。ここも重要です!

冷めると堅くなりますので、”熱い”うちにです。

今回エコタでは、「餅つき器」を使用します。

「味噌べら」を使う事により”時間短縮”になり、”滑らか”になります。
































あ~  蓋をしないままスイッチを入れてしまったので、

こぼしてしまいました。

すいません!
















滑らかになるまで混ぜます。
















こちらもあっという間に終わりました。
















⑤麹と大豆を合わせる


先程捨てずに取っておいた煮汁を加えながら

麹と大豆を合わせ、耳たぶくらいのやわらかさにします。


















みなさん よ~く混ぜて下さいね!

唯一の男性の方も、協力して下さいました。

















⑥味噌玉を詰める


麹と合わせた大豆を丸めて、空気が入らないように
容器に詰めていきます。















ちなみに味噌を漬ける”瓶(かめ)”ですが、だいたい

3000円ぐらいします。

又、梅などを漬けた瓶は使用しないで下さい。

味噌がすっぱくなってしまうそうです。
















ここは、男性に活躍していただきます。

















⑦仕上げ

表面を平らにして、残しておいた塩を上からまぶし、焼酎をしみ込ませた

和紙で表面を隙間なく覆う。

焼酎などの用意ができなければ、ラップの上に少々のわさびを載せ、

瓶の口をラップで覆う。

あとは、暗くて風通しの良い所で、約半年から1年寝かせます。

仕込み後3カ月程から、なじみの味に変わっていきますので、

お好みで。



















約2時間の講義も本当にあっという間に過ぎてしまいました。

雑談後には、心ばかりの昼食を召し上がっていただき、



アンケートにご協力いただきました。

お土産に、試食された味噌を3種類お持ち帰り頂きました。

そして、寒風の中、みなさん帰路につかれました。

お疲れさまでした。



「手作り味噌教室」

楽しんでいただけましたでしょうか?

「エコタ」では、今後も”楽しい”イベントを

企画していきますので、リクエストございましたら

メール等ご連絡下さい。


参加いただいたみなさん。講師の山口さん。

お手伝いいただいたみなさん

本当にありがとうございました!










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